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工事費用以外にもかかる?外壁塗装の3つの費用
目次
匠PAINTブログをご覧いただき、ありがとうございます。
外壁塗装を頼む際にみなさまは見積もりをすることでしょう。
合計金額に目が行きがちですが、その詳細を確認することも重要です。
しかし中には見積もりに含まれない費用が発生することがあります。
今回は外壁塗装をする際に見落としがちな3つの費用について解説します。
外壁の塗装をするのに水道代?と思った方もいるでしょう。
外壁塗装をする際は、塗装の不良を起こさないために外壁を水で洗浄するからです。
昔は手作業でしていた外壁洗浄ですが、今は高圧洗浄機という機械を使って洗浄します。
機械を使うことで効率よく汚れをしっかりと落とすことができます。
外壁洗浄については過去のブログ記事に詳しく説明しているので、併せてご覧ください。
外壁洗浄サービス始めました!やり方や費用などを解説します
外壁洗浄で業者が使う高圧洗浄機の分単位の水を出す量は15リットルほどです。
一般的な戸建てで洗浄を外壁と屋根を含めてすると想定して、時間は7〜8時間かかります。
使用する水の総量は6,300リットル〜7,200リットルです。
これを松山市の水道料金表に当てはめて計算します。
4人家族で月の水の使用量を20,400リットルと仮定します。
外壁洗浄 目安の水道代
1,518円〜1,735円
※松山市のHPの水道料金表を参照。
従量料金をもとに計算。
メーター口径13ミリメートル、20ミリメートルの段階は第3段
メーター口径25ミリメートル以上は第2段を想定。
住まいをまるごと洗浄しても2,000円以内で収まることがわかります。
ただ水道代金として見ると、普段より高くなってしまいます。
「工事費用だけでも高額だからせめて水道代くらいは安くしたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし不用意に水道代を安くしようとするのは危険です。
なぜなら「水道代を安くするため」という口実で、洗浄が疎かになってしまう可能性があるからです。
洗浄がしっかりされていないと施工後に不具合が起き、追加で料金がかかる恐れがあります。
水道代を安くするよりもきちんと施工してくれる業者を探した方が余計な料金がかかりません。
外壁塗装で電気代がかかるのは主に3つの作業を行うときです。
・電力式エアレスを用いた吹付け
電力式以外にはエンジン式などがありその場合はガソリンや軽油が必要になるケースがありますがその場合は業者が負担することが一般的です。
・ケレン作業
鉄や木の部分についたサビや汚れを落とすことをケレンと言います。
またこの作業をすることで塗料が密着しやすくなります。
電気代は作業をする際に電気工具を用いたときに発生します。
・撹拌作業
塗料は保存していると成分が分離し、本来の性能が発揮できなくなってしまいます。
そこで出荷時の状態に戻すための作業を撹拌と言います。
撹拌作業は撹拌機という機械を使うため、その際に電気代がかかります。
水道代と比べると電気代は微々たるものです。
例えば高圧洗浄機の消費電力は約1,000〜1,400Wです。
1400Wの高圧洗浄機を8時間使ったとしてもかかる電気代は196円ほどです。
※四国電力従量電灯Aの料金形態を参照。
4人家族で月13.1kWhの使用を想定。
他の作業を合わせても電気代が1,000円を超えることはまずないでしょう。
業者の車の駐車場代は見積もりで交通費などの名目で計上されることがありますが、この場合は自身の車の駐車場代です。
条件によっては自身の車を移動させる必要があるからです。
足場は3メートル以上の鉄パイプを運ぶため、余裕のあるスペースを確保しなければいけません。
車に当たると傷がつくことは確実なので、あらかじめ移動させておきましょう。
作業時間はそれぞれ4〜5時間です。
足場を組むにあたって、壁から15センチ離す、足場の踏み板の幅が40センチ、2本の支柱がそれぞれ10センチの合計75センチのスペースが必要です。
もしこの足場のスペースが駐車場にはみ出てしまうなら、車を移動させる必要があります。
この場合、外壁塗装をしている間は車を敷地の駐車場に置くことはできません。
外壁・屋根塗装は片方だけでも7〜14日、両方するときは14〜18日はかかります。
天候や施工場所によっては工事期間も変わってくるので、業者に期間を確認し、余裕を持って駐車場を借りられるようにしましょう。
高圧洗浄にともなって、水や外壁についた汚れが飛散します。
飛散防止のシートを張りますが、完全に防ぐことは困難です。
外壁についた汚れは、長い間積み重なった強力な汚れです。
万が一のためにも車を移動させるか、カーカバーをつけて対策しましょう。
カーカバーとは塗料や高圧洗浄の水の飛散から車を守るカバーです。
車が足場のメッシュシートから5メートル以内にある場合は、付けることを弊社では推奨しています。
このカーカバーはビニールと不織布の2種類あります。
ビニールは塗料の飛散をほぼ防ぐことができますが、風で飛ばされたり車に傷をつけるリスクがあります。
不織布はビニールよりは防御面は劣るものの、風で飛ばされにくく車にも傷がつきづらいです。
カーカバーによって塗料から車を守ることができますが、車に傷がつくことが嫌だと車を移動させなければなりません。
今回は工事費用以外にもかかる外壁塗装の費用について解説いたしました。
工事費用と比べると少ない金額ですが、把握しておくと憂いなく塗装工事に望めると思います。
疑問点がございましたら気軽にお問い合わせください。
また、匠PAINTではリフォームサミット参画店ならではの優良でリーズナブルな材料を使用しています。
リフォームサミットとは
匠PAINTではメーカー設計価格のお見積りと、塗装のプロとしてこだわり抜いた施工でお客様に満足していただけるサービスを提供しております。
また24時間カメラシステムや無料定期点検で、作業中や作業後も安心です。
外壁塗装・屋根塗装以外の塗装のご相談もお待ちしております。
外壁塗装・屋根塗装に関してのご相談はこちらから
- 1.見落としがちな工事費用以外の3つの費用
- 2.水道代
- ・水道代がかかるのはなぜ?
- ・どれくらいの費用がかかるの?
- ・水道代はケチらない方がいい
- 3.電気代
- ・電気代がかかる理由
- ・電気代がかかると言ってもそこまでかからない
- 4.駐車場代
- ・車を移動させないと作業ができない?
- ・車を移動させないといけないとき
- ①足場の組み立て及び解体をするとき
- ②足場を設置した際に駐車部分にかかるとき
- ③高圧洗浄をするとき
- ④カーカバーをつけたくないとき
- 5.【愛媛・松山市】外壁塗装・屋根塗装や外壁・屋根の劣化、外壁リフォームのお悩みは匠PAINTまで
1.見落としがちな工事費用以外の3つの費用
匠PAINTブログをご覧いただき、ありがとうございます。
外壁塗装を頼む際にみなさまは見積もりをすることでしょう。
合計金額に目が行きがちですが、その詳細を確認することも重要です。
しかし中には見積もりに含まれない費用が発生することがあります。
今回は外壁塗装をする際に見落としがちな3つの費用について解説します。
2.水道代
水道代がかかるのはなぜ?
外壁の塗装をするのに水道代?と思った方もいるでしょう。
外壁塗装をする際は、塗装の不良を起こさないために外壁を水で洗浄するからです。
昔は手作業でしていた外壁洗浄ですが、今は高圧洗浄機という機械を使って洗浄します。
機械を使うことで効率よく汚れをしっかりと落とすことができます。
外壁洗浄については過去のブログ記事に詳しく説明しているので、併せてご覧ください。
外壁洗浄サービス始めました!やり方や費用などを解説します
どれくらいの費用がかかるの?
外壁洗浄で業者が使う高圧洗浄機の分単位の水を出す量は15リットルほどです。
一般的な戸建てで洗浄を外壁と屋根を含めてすると想定して、時間は7〜8時間かかります。
使用する水の総量は6,300リットル〜7,200リットルです。
これを松山市の水道料金表に当てはめて計算します。
4人家族で月の水の使用量を20,400リットルと仮定します。
外壁洗浄 目安の水道代
1,518円〜1,735円
※松山市のHPの水道料金表を参照。
従量料金をもとに計算。
メーター口径13ミリメートル、20ミリメートルの段階は第3段
メーター口径25ミリメートル以上は第2段を想定。
住まいをまるごと洗浄しても2,000円以内で収まることがわかります。
ただ水道代金として見ると、普段より高くなってしまいます。
水道代金はケチらない方がいい
「工事費用だけでも高額だからせめて水道代くらいは安くしたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし不用意に水道代を安くしようとするのは危険です。
なぜなら「水道代を安くするため」という口実で、洗浄が疎かになってしまう可能性があるからです。
洗浄がしっかりされていないと施工後に不具合が起き、追加で料金がかかる恐れがあります。
水道代を安くするよりもきちんと施工してくれる業者を探した方が余計な料金がかかりません。
3.電気代
電気代がかかる理由
外壁塗装で電気代がかかるのは主に3つの作業を行うときです。
・電力式エアレスを用いた吹付け
電力式以外にはエンジン式などがありその場合はガソリンや軽油が必要になるケースがありますがその場合は業者が負担することが一般的です。
・ケレン作業
鉄や木の部分についたサビや汚れを落とすことをケレンと言います。
またこの作業をすることで塗料が密着しやすくなります。
電気代は作業をする際に電気工具を用いたときに発生します。
・撹拌作業
塗料は保存していると成分が分離し、本来の性能が発揮できなくなってしまいます。
そこで出荷時の状態に戻すための作業を撹拌と言います。
撹拌作業は撹拌機という機械を使うため、その際に電気代がかかります。
電気代がかかると言ってもそこまでかからない
水道代と比べると電気代は微々たるものです。
例えば高圧洗浄機の消費電力は約1,000〜1,400Wです。
1400Wの高圧洗浄機を8時間使ったとしてもかかる電気代は196円ほどです。
※四国電力従量電灯Aの料金形態を参照。
4人家族で月13.1kWhの使用を想定。
他の作業を合わせても電気代が1,000円を超えることはまずないでしょう。
4.駐車場代
車を移動させないと作業ができない?
業者の車の駐車場代は見積もりで交通費などの名目で計上されることがありますが、この場合は自身の車の駐車場代です。
条件によっては自身の車を移動させる必要があるからです。
車を移動させないといけないとき
①足場の組み立て及び解体をするとき
足場は3メートル以上の鉄パイプを運ぶため、余裕のあるスペースを確保しなければいけません。
車に当たると傷がつくことは確実なので、あらかじめ移動させておきましょう。
作業時間はそれぞれ4〜5時間です。
②足場を設置した際に駐車部分にかかるとき
足場を組むにあたって、壁から15センチ離す、足場の踏み板の幅が40センチ、2本の支柱がそれぞれ10センチの合計75センチのスペースが必要です。
もしこの足場のスペースが駐車場にはみ出てしまうなら、車を移動させる必要があります。
この場合、外壁塗装をしている間は車を敷地の駐車場に置くことはできません。
外壁・屋根塗装は片方だけでも7〜14日、両方するときは14〜18日はかかります。
天候や施工場所によっては工事期間も変わってくるので、業者に期間を確認し、余裕を持って駐車場を借りられるようにしましょう。
③高圧洗浄をするとき
高圧洗浄にともなって、水や外壁についた汚れが飛散します。
飛散防止のシートを張りますが、完全に防ぐことは困難です。
外壁についた汚れは、長い間積み重なった強力な汚れです。
万が一のためにも車を移動させるか、カーカバーをつけて対策しましょう。
④カーカバーをつけたくないとき
カーカバーとは塗料や高圧洗浄の水の飛散から車を守るカバーです。
車が足場のメッシュシートから5メートル以内にある場合は、付けることを弊社では推奨しています。
このカーカバーはビニールと不織布の2種類あります。
ビニールは塗料の飛散をほぼ防ぐことができますが、風で飛ばされたり車に傷をつけるリスクがあります。
不織布はビニールよりは防御面は劣るものの、風で飛ばされにくく車にも傷がつきづらいです。
カーカバーによって塗料から車を守ることができますが、車に傷がつくことが嫌だと車を移動させなければなりません。
5.【愛媛・松山市】外壁塗装・屋根塗装や外壁・屋根の劣化、外壁リフォームのお悩みは匠PAINTまで
今回は工事費用以外にもかかる外壁塗装の費用について解説いたしました。
工事費用と比べると少ない金額ですが、把握しておくと憂いなく塗装工事に望めると思います。
疑問点がございましたら気軽にお問い合わせください。
また、匠PAINTではリフォームサミット参画店ならではの優良でリーズナブルな材料を使用しています。
リフォームサミットとは
匠PAINTではメーカー設計価格のお見積りと、塗装のプロとしてこだわり抜いた施工でお客様に満足していただけるサービスを提供しております。
また24時間カメラシステムや無料定期点検で、作業中や作業後も安心です。
外壁塗装・屋根塗装以外の塗装のご相談もお待ちしております。
外壁塗装・屋根塗装に関してのご相談はこちらから
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筆者名:西市匠
資格:
一級塗装技能士
一級樹脂接着剤注入技能士
16年以上に渡って、住宅の屋根・外壁塗装に携わってきた経験や知見をもとに、住まいや塗装に関する情報を発信しております。