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【外壁塗装が必要な理由】住宅は日々劣化しています。

目次

なぜ、外壁塗装は必要なのか?その理由を塗装のプロが解説
一生住み続ける住宅を守るためにできること

壁のひび割れ

この度は匠PIANTのブログを閲覧していただきありがとうございます。
この記事が皆さんの日常のちょっとした助けになれば幸いです。

外壁塗装が必要な三つの理由

 さて、この度は外壁塗装がなぜ必要なのかを解説させていただこうと思います。
 その前にそもそも、外壁塗装が皆様の住宅にどのように機能しているかご存じでしょうか?

外壁塗装が果たしている役割とは?

外壁塗装が果たしている役割

 それは見た目の美観のみではなく、多岐にわたります。
 今回は、その中から主要な3点をご紹介させていただきます。

 1. 防水・防腐・防汚 効果 外壁塗装は建物の外部を雨水や壁材の腐敗、汚れの蓄積から保護するためのバリアとして機能しています。
 2. 紫外線対策 太陽からの紫外線は、外壁塗装にダメージを与える大きな要因の一つです。 外壁を守る塗膜の保護として機能しています。
 3. 断熱効果 使用した塗料によっては、外壁の断熱性能を向上させる役割を果たすものがあります。 室内の温度を安定させることにより、冷暖房等にかかるコストを削減することができます。

 また現在も、様々な効果をもたらす新たな塗料が開発されておりますが、
 ひとまずはこの3点をもとにお話を進めさせていただきたいと思います。

 では、これらの効果・対策がどのように建物に影響を及ぼすのか、それらを解説させていただこうと思います。

一つ目の理由 ”建物の耐久性を高める”

”建物の耐久性を高める”というのはどういうことなのか

 住宅は、あらゆる自然環境に曝され続けています。雨風はもちろん、太陽光や排気ガスなどを含んだ大気の影響も受けているのです。
 中でも、近年激しさを増す台風や豪雨といった災害は、住宅に激しいダメージを与えています。
 私たちを守ってくれている建物も、人と同じように、年月を重ねていく中で不調や不具合が出てきてしまうのです。

 代表的な劣化症状として以下のものが挙げられます。これらの症状が見られたら、そのお家の外壁は劣化が進んでしまっている状態だと判断されます。

亀裂・ひび割れ(幅が0.3mm以上あるもの)

亀裂・ひび割れ(幅が0.3mm以上あるもの)

色褪せ・変色

色褪せ・変色

塗膜の剥がれ・膨張

塗膜の剥がれ・膨張

チョーキング(画像のように、外壁に触れると白い粉がつく現象)

チョーキング(画像のように、外壁に触れると白い粉がつく現象)

※確認すべきチェックポイント※

 中でも注意が必要なのは外壁のひび割れです。
 その少しの亀裂から外壁内部に雨水が侵入する可能性があります。
 もしも内部に雨水が侵入した場合、外壁内部の柱を腐食させたり、錆を発生させ、住居の耐久性を著しく欠損させるのです。
 そんな状態に陥ってしまうと、もう塗装だけでは対処ができなくなってしまい、さらなる工期と費用を必要とする工事をしなければならなくなります。

 そういった"万が一"を予防するために外壁塗装が必要となるのです。

二つ目の理由 ”住む人の健康と安全のために”

 これは一つ目の理由と被るところもありますが、住む人の生活も守るということが本来の住宅の意味ではないでしょうか?
 外壁塗装は、建物の外側だけでなく”内側”も守るというのは、このページの上部でもお話しさせていただきました。

 では、住宅の劣化を放置しているとどのような実害が出てくるのでしょうか。

1.雨漏り

雨漏り

 上部でもお話しさせていただいた通り、亀裂から侵入した雨水は、私たちの見えないところで住宅を蝕んでゆきます。
 雨漏りは、その差異たる例ではないでしょうか。

 もし雨漏りを放置し続けてしまうと、ゆくゆくは侵入箇所の特定が困難となり、対処しようと思った頃には大規模な改修工事が必要となるケースもあります。

 それは見た目だけの問題ではありません。
 室内、それも天井にカビが発生するというのは人の健康という面でも悪影響を発生させるかもしれません。

2.建物内部の腐食

これも上部の内容と被りますが、建物内部が腐食してしまうと住居の安全性は著しく低下します。
 しかも内部の劣化というのは、なかなか目には見えずらいということがあります。けれど、それは知らず知らずのうちに着実に進んでいきます。

 自然災害の多いこの国に置いて、建物の耐久性というのは無視できない要素です。
 いざという時に、住宅のケアが後悔の要因とならないように、前々からのメンテナンスが必要になるのです。

三つ目の理由 ”建物の資産価値を守るために”

住宅は、大切な資産です。
 これからも住み続けていく上で、その価値を保つというのはとても大切なこと。

 親から子へ、子から孫へ。

 住宅はそうして受け継がれていくものです。
 それは時に形を変えることがあっても、そこで培われたものは変わることはありません。

それらを守り、継承していくお手伝いをさせていただく事も外壁塗装の役割であると考えます。

では、実際に住宅を守るためにできることとは?

では、実際に個人が行える対策はどのようなものがあるのでしょうか。

1. 自分で補修、洗浄を行う
 やはりまずは費用をかけず自分で、という風にお考えなるのではないでしょうか?
 軽度の汚れで手の届く範囲であれば日頃のメンテナンスで対応可能です。
 
 材質によっては補修に関しましても、プロではなくても対応は可能です。
 ただやはり、補修作業となると専門的な部分になってくる部分もあります。
もし作業中に不備が発生し、その修繕のための工事を発注するとなると、本来の工事費以上に別途、費用がかかる場合がございます。
 失敗をしたくない・余計な費用をかけたくないと、お考えなら専門業者にご相談するのをオススメします。

※ただし、高所での作業は大変危険ですので業者さんにご連絡を。
あくまでも自分の手の届く範囲での作業を心がけ、少しでも不安の感じる作業は専門業者にご依頼ください。


2. 専門の業者に依頼する
 これからも住み続ける家だから、多少の費用は出しても失敗はしたくない。
なかなかメンテナンスをする時間が取れない
 そんな方は、専門の業者さんに依頼されてみてはいかがでしょうか。
 その際一点注意をするなら、建築会社や工務店にお願いすると費用がかさむ可能性がありますので、
 お見積もりを行う際は、お手数にはなりますが、何件かの会社に見積もり依頼することをオススメします。
  

 下記のリンク先にて、自分で補修・洗浄をする方法を掲載させていただいたおります。
 気になる方はぜひご覧ください。

まとめ

結論

今回の記事をまとめさせていただくと、
外壁塗装が必要な理由は、住宅と住む人の安全性を守るためです
 なので、劣化具合に応じて対応が必要。
 早くて築7年、遅くても15年が経過する頃には、一度外壁の状態を確認することをオススメします。

”終わりに” やはり大切なのは、お家の状態を知ること

まずは、お家の状態を確認することが大切です。
 業者さんによっては、無料でお家の検査をしてくださっているところもあるので、そういったところで診断していただくのが良いと思います。
※業者さんの診断にいただく際には、注意が必要です 悪質な業者さんによっては、故意に傷をつけて受注を取るといった事案もあります
対応策として、屋根には登らせない。必ず検査の様子を確認するといったことが必要です

 正しい現状を把握することは、正しい対応につながります。
 正しい対応ができれば、それは住宅を長持ちさせることにつながっていきます。

この度はご閲覧いただきありがとうございました。
皆さんの日々の生活が少しでも良いものになるものを願っております。

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筆者名:西市匠

資格:

一級塗装技能士
一級樹脂接着剤注入技能士

16年以上に渡って、住宅の屋根・外壁塗装に携わってきた経験や知見をもとに、住まいや塗装に関する情報を発信しております。