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外壁や屋根の厄介な汚れ!カビ・コケ・藻について徹底解説!
目次
匠PAINTブログをご覧いただき、ありがとうございます。
お住まいの避けては通れない問題が経年による汚れ。
特にカビ・コケ・藻はいつのまにか付着して景観を損ねてしまいます。
景観を損ねるだけならまだしも、放っておけば住まいや私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
対策を取ろうにもそもそもカビ・コケ・藻について詳しくない人がほとんどだと思います。
そこで今回はカビ・コケ・藻について徹底解説します。
みなさまの住まいをより良くするためにぜひ参考にしてください。
・カビ
3つの汚れの中で1番ポピュラーな汚れはカビですよね。
カビは真菌類に分類される生物です。
キノコやイースト菌で知られる酵母もこの分類です。
胞子を飛ばすことで繁殖し、条件さえ合えば簡単に発生します。
・コケ・藻
コケと藻はカビとは違い、分類は植物です。
同じ植物ですが、コケは陸上の植物で、藻は水中の植物です。
ただ外壁や屋根に発生する藻は気生藻に分類されます。
コケ・藻は植物であるため光合成を行う必要があります。
また繁殖はカビと同じように胞子を飛ばして行います。
・カビ
カビが発生する条件は大きく3つあります。
①カビの栄養がある(ホコリなど)
②湿度が高い(60%以上)
③適切な温度(20度〜30度あたりが活発になりやすい)
このように簡単な条件でカビは発生してしまいます。
・コケ・藻
コケや藻もカビと同じく水分があれば発生します。
しかしカビと違い光合成をする必要があるため、ある程度日光にあたる必要があります。
カビ・コケ・藻とも共通して水分が欠かせません。
日当たりや風通しが悪いところは湿気が溜まりやすく、カビ・コケ・藻が発生しやすいです。
また住まいが川や森に近いと胞子が飛んできやすく、付着するリスクは高くなります。
他にもモルタルなどの凸凹がある外壁や屋根は水がたまりやすいため、カビ・コケ・藻ができやすい状態です。
きちんと塗装できていれば補えることもありますが、その塗装も経年による塗膜の劣化が始まれば外壁や屋根が水を吸収しやすくなるため、格好の繁殖場となってしまいます。
・住まいが劣化しやすくなる
カビ・コケ・藻自体が水分を含んでいるため、外壁や屋根、内部の劣化を早めてしまいます。
内部まで侵食すると補修費用も高くなる恐れがあります。
・除去が難しくなる
コケや藻は植物のため根っこを張り広げるので、根っこごと除去しないとまた発生します。
カビも菌糸という根っこのようなものを張り巡らせ、簡単に除去しづらくなります。
一見きれいになったと思えても取り除いたのは表面の胞子だけで、残った菌糸から再度カビが発生するという負の循環に陥る可能性があります。
・健康被害につながる
コケや藻自体が健康を害することは少ないですが、これらは発生条件が似ていることから派生してカビが発生することがあります。
カビはアレルギーの原因になる可能性があり、皮膚炎や鼻炎などの症状を引き起こす恐れがあります。
カビ・コケ・藻は付き初めのものであれば、簡単な掃除で取り除くことができます。
また頻度や広がり具合によって外壁や屋根の状態が判断できるため、塗装の判断の目安になります。
窯業系サイディングなどのセメントを原料とする外壁材は水を吸収しやすいです。
それに対して金属系やタイルなどは水を吸収しにくく、汚れもつきづらい外壁材です。
基本的にはどの塗料も防カビ性や防藻性は備わっていますが、それらが特に優れている塗料も存在します。
日当たりが悪かったり、樹木に近いなどカビ・コケ・藻が発生しやすい条件が揃っている場合は選択肢に入れておきましょう。
外壁の周囲にあるものを動かして風通しを良くしたり、植木鉢など胞子が付きやすくなる原因のものを遠ざけることも対策のひとつです。
中途半端に洗ってしまうと、汚れが取れなかったり、再びカビ・コケ・藻が発生してしまいます。
そんな時はプロに依頼して汚れを完全に洗浄してもらうことがおすすめです。
また外壁や屋根の状態によっては塗装を検討するのもいいでしょう。
今回は外壁や屋根の厄介な汚れであるカビ・コケ・藻について解説いたしました。
みなさまのお住まいをきれいに保つための一助になれば幸いです。
ご不明点やカビ・コケ・藻をどうにかしてほしいなどございましたら、お気軽にご相談ください。
また、匠PAINTではリフォームサミット参画店ならではの優良でリーズナブルな材料を使用しています。
リフォームサミットとは
匠PAINTではメーカー設計価格のお見積りと、塗装のプロとしてこだわり抜いた施工でお客様に満足していただけるサービスを提供しております。
また24時間カメラシステムや無料定期点検で、作業中や作業後も安心です。
外壁塗装・屋根塗装以外の塗装のご相談もお待ちしております。
外壁塗装・屋根塗装に関してのご相談はこちらから
- 1.外壁・屋根の天敵!カビ・コケ・藻
- 2.カビ・コケ・藻について詳しく知ろう
- カビ・コケ・藻は何者なのか
- どうやって発生するのか
- 3.カビ・コケ・藻がもたらす悪影響
- カビ・コケ・藻が発生しやすい住まい
- カビ・コケ・藻を放置するとどうなる?
- ・住まいが劣化しやすくなる
- ・除去が難しくなる
- ・健康被害につながる
- 4.カビ・コケ・藻への対処方法
- 定期的に住まいを確認・掃除
- 吸水性が低い外壁材を使う
- 防カビに特化した塗料を選ぶ
- 湿気がたまりにくい環境を作る
- 業者に洗浄・塗装を依頼する
- 5.【愛媛・松山市】外壁塗装・屋根塗装や外壁・屋根の劣化、外壁リフォームのお悩みは匠PAINTまで
1.外壁・屋根の天敵!カビ・コケ・藻
匠PAINTブログをご覧いただき、ありがとうございます。
お住まいの避けては通れない問題が経年による汚れ。
特にカビ・コケ・藻はいつのまにか付着して景観を損ねてしまいます。
景観を損ねるだけならまだしも、放っておけば住まいや私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
対策を取ろうにもそもそもカビ・コケ・藻について詳しくない人がほとんどだと思います。
そこで今回はカビ・コケ・藻について徹底解説します。
みなさまの住まいをより良くするためにぜひ参考にしてください。
2.カビ・コケ・藻について詳しく知ろう
カビ・コケ・藻は何者なのか
・カビ
3つの汚れの中で1番ポピュラーな汚れはカビですよね。
カビは真菌類に分類される生物です。
キノコやイースト菌で知られる酵母もこの分類です。
胞子を飛ばすことで繁殖し、条件さえ合えば簡単に発生します。
・コケ・藻
コケと藻はカビとは違い、分類は植物です。
同じ植物ですが、コケは陸上の植物で、藻は水中の植物です。
ただ外壁や屋根に発生する藻は気生藻に分類されます。
コケ・藻は植物であるため光合成を行う必要があります。
また繁殖はカビと同じように胞子を飛ばして行います。
どうやって発生するのか
・カビ
カビが発生する条件は大きく3つあります。
①カビの栄養がある(ホコリなど)
②湿度が高い(60%以上)
③適切な温度(20度〜30度あたりが活発になりやすい)
このように簡単な条件でカビは発生してしまいます。
・コケ・藻
コケや藻もカビと同じく水分があれば発生します。
しかしカビと違い光合成をする必要があるため、ある程度日光にあたる必要があります。
3.カビ・コケ・藻がもたらす悪影響
カビ・コケ・藻が発生しやすい住まい
カビ・コケ・藻とも共通して水分が欠かせません。
日当たりや風通しが悪いところは湿気が溜まりやすく、カビ・コケ・藻が発生しやすいです。
また住まいが川や森に近いと胞子が飛んできやすく、付着するリスクは高くなります。
他にもモルタルなどの凸凹がある外壁や屋根は水がたまりやすいため、カビ・コケ・藻ができやすい状態です。
きちんと塗装できていれば補えることもありますが、その塗装も経年による塗膜の劣化が始まれば外壁や屋根が水を吸収しやすくなるため、格好の繁殖場となってしまいます。
カビ・コケ・藻を放置するとどうなる?
・住まいが劣化しやすくなる
カビ・コケ・藻自体が水分を含んでいるため、外壁や屋根、内部の劣化を早めてしまいます。
内部まで侵食すると補修費用も高くなる恐れがあります。
・除去が難しくなる
コケや藻は植物のため根っこを張り広げるので、根っこごと除去しないとまた発生します。
カビも菌糸という根っこのようなものを張り巡らせ、簡単に除去しづらくなります。
一見きれいになったと思えても取り除いたのは表面の胞子だけで、残った菌糸から再度カビが発生するという負の循環に陥る可能性があります。
・健康被害につながる
コケや藻自体が健康を害することは少ないですが、これらは発生条件が似ていることから派生してカビが発生することがあります。
カビはアレルギーの原因になる可能性があり、皮膚炎や鼻炎などの症状を引き起こす恐れがあります。
4.カビ・コケ・藻への対処方法
定期的に住まいを確認・掃除
カビ・コケ・藻は付き初めのものであれば、簡単な掃除で取り除くことができます。
また頻度や広がり具合によって外壁や屋根の状態が判断できるため、塗装の判断の目安になります。
吸水性が低い外壁材を使う
窯業系サイディングなどのセメントを原料とする外壁材は水を吸収しやすいです。
それに対して金属系やタイルなどは水を吸収しにくく、汚れもつきづらい外壁材です。
防カビ・防藻に特化した塗料を選ぶ
基本的にはどの塗料も防カビ性や防藻性は備わっていますが、それらが特に優れている塗料も存在します。
日当たりが悪かったり、樹木に近いなどカビ・コケ・藻が発生しやすい条件が揃っている場合は選択肢に入れておきましょう。
湿気がたまりにくい環境を作る
外壁の周囲にあるものを動かして風通しを良くしたり、植木鉢など胞子が付きやすくなる原因のものを遠ざけることも対策のひとつです。
業者に洗浄・塗装を依頼する
中途半端に洗ってしまうと、汚れが取れなかったり、再びカビ・コケ・藻が発生してしまいます。
そんな時はプロに依頼して汚れを完全に洗浄してもらうことがおすすめです。
また外壁や屋根の状態によっては塗装を検討するのもいいでしょう。
5.【愛媛・松山市】外壁塗装・屋根塗装や外壁・屋根の劣化、外壁リフォームのお悩みは匠PAINTまで
今回は外壁や屋根の厄介な汚れであるカビ・コケ・藻について解説いたしました。
みなさまのお住まいをきれいに保つための一助になれば幸いです。
ご不明点やカビ・コケ・藻をどうにかしてほしいなどございましたら、お気軽にご相談ください。
また、匠PAINTではリフォームサミット参画店ならではの優良でリーズナブルな材料を使用しています。
リフォームサミットとは
匠PAINTではメーカー設計価格のお見積りと、塗装のプロとしてこだわり抜いた施工でお客様に満足していただけるサービスを提供しております。
また24時間カメラシステムや無料定期点検で、作業中や作業後も安心です。
外壁塗装・屋根塗装以外の塗装のご相談もお待ちしております。
外壁塗装・屋根塗装に関してのご相談はこちらから
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筆者名:西市匠
資格:
一級塗装技能士
一級樹脂接着剤注入技能士
16年以上に渡って、住宅の屋根・外壁塗装に携わってきた経験や知見をもとに、住まいや塗装に関する情報を発信しております。