スマホ用電話お問い合わせ口

スマホ用メニュー

HOME // ブログ // 【グレー(灰色)を選ぶ際は要注意】外壁塗装で失敗・後悔しない色選び

ブログ

CATEGORY


ブログ

【グレー(灰色)を選ぶ際は要注意】外壁塗装で失敗・後悔しない色選び

目次

【グレーを選ぶ際は要注意】外壁塗装で失敗・後悔しない色選び

この度は匠PAINTのブログをご覧いただきありがとうございます。
この記事が皆様の暮らしのお役に立てれれば幸いです。

さて今回は、「外壁の色について」のお話です。
その中でも今回は、【グレー】に焦点を当ててお話ししていこうと思います。

これから住宅を建てようとお考えの方。
住宅の塗り替えを考えていて、どんな色にしようかお悩みの方。

安い買い物ではないからこそ、失敗・後悔はしたくない・・・。
そんな方に必見の記事です!!

【グレー】を使用するメリット・デメリット

では、実際に「グレー」を使用するにあたってどんなメリット・デメリットあるのか。
ネットで調べていただくと、本当に多様な意見を耳にするのではないでしょうか?

結局のところ、汚れは目立つの?目立たないの?
仕上がりは?

そんなお声にお応えします。

グレーを使用するメリット

汚れは「目立たない方」

ーー解説ーー
グレーは確かに「汚れが目立ちにくい」色です。
とはいえ、目立ちにくいのであって、目立たないというわけではありません。

安心のデザイン性

ーー解説ーー
グレーはいわば、暖色と寒色の中間色に当たる色です。
なので自然と周囲の住宅との景観に調和をもたらします。合わせやすい、溶け込みやすい色ということです。

高級感と威厳を感じさせる仕上がり

ーー解説ーー
仕上がりのイメージとしては、寒色系に近く、「シンプルで高級感」の印象を抱くものになります。
落ち着いた味わいの住宅を好まれる方にオススメです。

グレーを使用するデメリット

外壁材によって目立つ汚れがある

ーー解説ーー
詳しくは下記でお話しさせて頂こうと思うのですが、
そもそも外壁材自体に、つきやすい汚れというものが存在します。
なので汚れ自体は、目立ちにくても材質によって目立つ汚れもあるといった印象。

色のバランスが難しい

ーー解説ーー
白に寄れば(色が薄くなれば)、砂埃などの汚れが目立ちやすくなり、
黒に寄れば(色が濃くなれば)、住宅の補熱性が高まり、「冬は暖かく、夏は暑い」といった特徴が生まれてきます。

外壁塗装で「グレー」ってどうなの?

外壁塗装のプロからの目線でお話しさせていただくと、
基本は、お客様からのご要望に対応させていただくのですが、
こちらからご提案させていただくときは素材に合わせた色をご提案させていただいています

それはなぜか? 使用する外壁材によってつきやすい汚れの種類が違うからです。

これは、下記の素材全てに共通することですが、外壁材自体に凹凸の多いものは、汚れが溜まりやすいといった特徴があります。
そういった点も考慮しつつ、実際にどんな汚れつきやすいのか。
また、それに合わせた対応策もお伝えします。

モルタル・コンクリート

つきやすい汚れとして挙げられるのが、
・埃(砂や排気ガス)
・雨垂れ
・カビや苔

ーー対応策ーー
基本的には、定期的に水洗いをしていただければ汚れが目立つことはないでしょう。

ただ、エフロレッセンス(白華現象)にはご注意を。

これは、コンクリートの目地や亀裂などから雨水などの水分が侵入し、モルタル内の物質(石灰など)が表面に出て、固まって白い粉状などになったもののことをいいます。
この白い物体自体は、カビとかではないので無害ですが、エフロレッセンスが発生しているというコトは、どこかから水分が侵入しているというコトなので、コンクリートの中で劣化が起きている可能性が高いと判断できます。

※参考画像:

サイディング

代表的な汚れとして挙げられるのが、
・埃(砂や排気ガス)
・カビや苔
・水アカ・石灰斑

ーー対応策ーー
こちらも、定期的に水洗いをしていただければ汚れが目立つことはないでしょう。
ただ、木材をもとにした素材などが使用されている場合は、塗装の剥離(剥がれ)につながってくるので注意が必要です。

ガルバリウム鋼板

最近のトレンド。外壁材の主流になりつつあるガルバリウム鋼板。
そんなガリバリウム鋼板に発生しやすい汚れとして挙げられるのが、
砂埃


ーー対応策ーー
これまたこちらも、定期的に水洗いをしていただければ汚れが目立つことはないでしょう。
そもそもが金属ですので、カビ・苔の発生を抑えらるという特徴があります。
とはいえ、代わりに発生する「錆」には要注意が必要です。

”明るい色の汚れが目立つ”

はっきりいって、【グレー】に合わない素材はないです。
例として挙げた素材以外にも色々な外壁材がありますが、合わないということはありませんし、
汚れも目立つことはないと思います。

とはいえ、「白っぽい、明るい色の汚れが発生した場合は目立ちます」
例えば、白錆砂埃水アカなどといったもの

そういったものを放置したままにしない。定期的なメンテナンスを行なっていれば、美しい外観を保つことができます。

まとめ

今回の結論

グレーは、汚れの種類によって目立ち方が変わってきます
皆様の住居環境がどんな環境なのか。どんな汚れが多いのかによって、色を考えてみるというのも選択肢です。

外観は、住まいの顔です。
人が初対面で受ける印象は、見た目で8割を決めると言われています
その顔が汚れていては、人に与える印象はあまりよくないものになるのではないでしょうか。

この度は、匠PAINTのブログを閲覧いただきありがとうございました。
この記事が皆様の暮らしを少しでも良い方向へ向くきっかけになれば幸いです。

SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧

著者画像

筆者名:西市匠

資格:

一級塗装技能士
一級樹脂接着剤注入技能士

16年以上に渡って、住宅の屋根・外壁塗装に携わってきた経験や知見をもとに、住まいや塗装に関する情報を発信しております。